軽度のむくみであれば13.3hPa程度の軽い圧力(※)のもの、長時間の立ち仕事など強いむくみが出る場合には26.6hPa、あるいはそれ以上の圧力の弾性ストッキングを選ぶのがよいでしょう。
※足関節部(足首)の圧迫圧となります。
むくみの程度が弱い人が圧力の強いストッキングを履くと、きつすぎて快適でなかったり、痛くなったりする可能性がありますので、自分のむくみの程度に合ったものを選ぶのが一番快適で効果的です。
弾性ストッキングには、ハイソックスタイプ、ストッキングタイプ、パンストタイプ、オープントウ(つま先がない)タイプなど、いくつかの種類があります。自分に合った圧力の中から、その日に合わせた好きなスタイルを選べます。
ストッキングを十分に引き上げながら、
シワを作らず、均一な圧力になるように履きます。
でも、引っ張りすぎは良くありません。
原則的には、圧力の強いストッキングの夜の使用は控えてください。横になっているときには、静脈内にかかる圧力が低下するので、弾性ストッキングの圧力が強くなりすぎてしまうことがあるためです。